「熱中対策ウォッチ カナリア Plus™」は、暑熱下のリスクを検知して、あなたが一大事になる前に振動と音と光でお知らせします。塩分・水分補給や涼しい場所での休息を促す、ワンシーズン使い切りのウェアラブルデバイスです。 いつでも、誰でも、簡単に、お手軽に。これからの暑熱対策に、”リスクを事前に知る”という新しいスタンダードをお届けします。
電源ボタンを押し、手首に着用するだけでそのままご使用いただけます。
ワンシーズン使い切りというコンセプトで充電する手間はありません。また、Wi-FiやBluetoothなどの通信接続機能はあえて搭載していません。
防塵・防水性能は安心のIP67、夏のヘビーユースを想定した設計です。
身体の熱の産出と放出を検知する独自の技術「熱ごもりセンサー®︎」を搭載しています。 【特許番号】特許第6755034号
環境省との事業やフランスでの大規模な実証実験を通して製品の効果検証を行いました。
販売開始から2,000社の企業にご利用いただき、様々な業界の方の暑熱対策をサポートしています。
本体側面のボタンが押し込まれた状態になるまで押してください。振動し、起動音が鳴ります。
一度電源をオンにすると、それ以降電源がオフになることはありません。
本体の裏面のセンサー部分(銀色部分)が肌に密着するようにして、運動や作業前に手の甲側に装着してください。また、使用開始前に緑ランプが点滅していることを確認してください。
危険を知らせるためにアラートを作動させます。アラートが作動した場合は、自分の体調を確認の上、塩分・水分補給や涼しい場所で休むなどの行動をとってください。
緑ランプが15秒に1回
点滅します。
※旧モデル:30秒に1回点滅
振動と赤ランプ、アラームによって12秒間通知します。その後も危険域にいる間は10秒に1回点滅します。
消灯します。
アラーム音は人間が一番敏感に反応する周波数域4kHzに合わせ、暑熱下でのリスクの高まりをすぐに認識できるようデザインされています。確実にリスクの高まりを知らせるため、新モデルではバイブレーション機能をとうさいしています。 また「カナリア」というモデル名は、かつて炭鉱で有毒ガスの発生を人間よりも先に察知し鳴き止んだため労働者が籠に入れて坑道に入ったとされた「炭鉱のカナリア」のように、事前に危険を知らせる前兆の象徴に由来します。
気候変動の影響により毎年酷暑が続き、私たちを取り巻く暑熱下でのリスクは高まっています。 目に見えない暑熱下でのリスクを回避するには、リスクがあることを知らせてくれる存在が必要です。 子どもからお年寄り、暑熱環境下の労働者を守る。 それがBiodata Bank がカナリアに持たせた使命なのです 。
送電・通信等の電気設備に関する調査、測量、設計、工事、施工管理及び保守
暑熱対策として、かねてから空調服の着用・WBGT計や休憩所の設置・ミストシャワーの採用など環境改善に手を尽くしてまいりました。それでも暑熱下での災害ゼロは達成できていない状況でしたが、熱中対策ウォッチを導入し始めてから3年が経ち、着用者において災害は発生していません。2023年に使用した製品の分析結果から暑熱リスクには工種や年齢等による大きな差が見ならなかったことから現場稼働人員全員にリスクがあると判断し、2024年は全ての現場稼働人員に熱中対策ウォッチを支給することとしました。 製品の設定が不要なため山間部での作業時でも活用が容易であることや、着用により作業者間でのコミュニケーションが増え、現場の意識向上に役立っている点も評価しています。
民間航空機、防衛機器、宇宙関連製品の製造
プラントおよび様々な建築物の機械設備や電気・制御設備に関する開発、設計、施工、メンテナンスを行う機械と電気・制御の総合エンジニアリング会社
暑熱対策を長年進めてきましたが、昨今の猛暑において従来の手法では限界を感じ、2021年から徐々に個人管理としてカナリアの導入を進め、2023年は装着者数を大幅に拡大して効果検証を実施しました。カナリアは低価格でありながらデータ分析が可能であるため、より精度の高い暑熱対策管理を実現できます。夏の重篤な災害発生をさらに抑止できると期待しています。
交通事業、不動産事業、レジャー・サービス事業、流通事業、その他事業
鉄道の土木施設や電気施設を所管している施設部の現業職員は、鉄道をご利用のお客様の安全をゆるぎないものとするために、日夜業務に従事しています。近年、夏季の気温や湿度は作業に従事する職員にとって厳しい状況にあり、危険にさらされていると認識しています。暑熱対策として休憩や水分補給の頻度を高め、空調作業服の導入など対応を進めてきましたが、線路内作業を中心とした厳しい作業環境における安全衛生を高めるために2023年度にカナリアを試験導入しました。 作業中のアラートで休憩を入れるなど、予防対策の観点から高い効果を感じると共に、分析結果から各職場の作業環境特性などをより具体的に把握することが出来ました。 2024年度からは施設部現業職員全員を対象にカナリアを導入し、業務中の暑熱下における事故を必ず防止する決意をもって取り組みを進めていきたいと考えています。
水処理薬品・水処理装置の製造・販売、水処理装置のメンテナンス、超純水供給
建設現場では、社員・協力会社含めて約450名/日程度の方々に入場いただいて作業を行なっていました。2023年夏からカナリアを全員に配布し、毎朝の朝礼時に使用状況を確認して現場に出て頂きました。2023年の夏はとても暑い日が続きましたが、暑熱下での声掛けをするきっかけにもなり、多くの方に予防意識の向上や予防行動の促進としても効果があったと思います。
森林事業、バイオマス発電事業、木材・建材製造、販売事業、国内住宅・建築事業、海外住宅・不動産事業、介護施設等の生活・サービス事業
2023年に熱中対策ウォッチ カナリアを導入しました。 深部体温が上昇すると作動するアラートにより、熱中症の発症を事前に防止することができました。 使用者からは、「アラートの通知があるので、休憩が取りやすくなった」という意見が多くありました。 私たちの職場では生産性向上のため「数値化」「みえる化」に取り組んでいます。 熱中対策ウォッチ カナリアは、安全対策の科学的対処法として、とても重要であると感じています。
サイズ | (幅)27mm、(高さ)13mm、(奥行)43mm |
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重量 | 20g |
素材 | (筐体)ABS樹脂、(ベルト部分)シリコン、ステンレス ※旧モデル:66ナイロン |
防塵・防水性能 | IP67 |
耐熱性能 | ~80℃ |
振動・衝撃耐性 | ISO 8662 |
アラーム音量 | 74dB |
バッテリー寿命 | 5ヶ月使い切り ※旧モデル:3~4ヶ月 |
バイブレーション機能 | あり ※旧モデル:なし |
商号 | Biodata Bank株式会社 |
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設立年月日 | 2018年4月 |
事業内容 | ・体温に関連する製品の開発製造 ・各種センサーを利用したソリューションの提供 |
本社所在地 | 東京都渋谷区桜丘町29-17 |
資本金 | 1億円 |
代表取締役 | 安才 武志 |
海外子会社 | Biodata Bank Europe S.A.S. 229 rue Saint-Honoré 75001 Paris, France |